2012年6月5日の雨竜沼湿原融雪状況
カテゴリ:ファンクラブ通信 Photo&Text
岡本洋典氏より6月5日現在のゲートパーク〜湿原展望台までの融雪状況が報告されましたので掲載いたします。 なお、山開きの最終決定は雨竜町・雨竜町教育委員会・雨竜町観光協会等で決定され後日Web等で発表されることになります。
- 順調に融雪は進んでおり、前回調査時に予想したように湿原内の残雪は90%程消雪しており、登山道で雪渓を渡る箇所も2箇所のみとなっている。
- 後は、旧水場の融雪が順調に進むことが山開きまでの課題だが、現状で6/20頃と地元行政・観光協会で判断している。まず変更は無い。
- 登山道は春植物や初夏の植物が開花しており、繁殖期を迎えた野鳥の声も渓谷に響いている。
(開花している植物) カタクリ、エゾエンゴサク、エゾイチゲ、ヒメイチゲ、ニリンソウ、ミヤマスミレ(添付写真)、サンカヨウ、エゾノリュウキンカ、ミズバショウ(添付写真)、ザゼンソウ、シラネアオイ、ツバメオモト、ムラサキヤシオ、チシマザクラ(添付写真)、他。
(鳥類) オオルリ(添付写真)、コマドリ、ミソサザイ、ウグイス、ツツドリ、ノゴマ、ヒバリ、マガモ、オジロワシ(湿原内初見)、カワラヒワ、他。
(動物・昆虫他) エゾシマリス、エゾヒメギフチョウ、コヒオドシ(越冬体)、エゾサンショウウオ、エゾアカガエル、他。 - エゾヒグマの痕跡は消雪と共に湿原内や登山道での確認は難しくなっているが、新しい物は観察されていない。
- 次回、6/15に南暑寒岳までの登山道の消雪状況・危険箇所の確認・エゾヒグマの動向について再度調査するが、山開き前の最終調査となる。















| 2012.06.09 Saturday | 10:26 |
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